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激しい雨音とカミナリのせいで、
いやな夢ばかりをみた。
長い夜が明けると、
ハッとするような、水色と、
雲の屋根。

「Black Butterfly」を口ずさみながら、
いつものように、ミルクを温める。
しずかな、朝。
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ハッピーバースディ、ワタシ。
34に、なりました。

*

めずらしく、母から、ランチのお誘い。

イタリア人じゃないんだから、そんなもんは食べん…
なんて、いいながらも、ついてきた父は、
普段、絶対に飲まない、ワインなんかを注文して、
これは、なんていう食べ物だ?なんていいながら、
生まれてはじめての、リゾットを食べ、
これは、チーズで煮てあるんだな、なんて、分析をしていた。

「このヒト、今日、誕生日なんです。」
母のアピールのおかげで、
ワタシは、ケーキのかたちの帽子をかぶらされ、
イタリア語で、「ハッピーバースディトゥユー」を歌ってもらい、
記念撮影をしてもらい、
ケーキまで、サービスしてもらった。

イタリアンとは、ちょっと、結びつかない、父と母だけれど、
パスタも、リゾットもはしで食べちゃうけれど、
今日が、いい誕生日になったなと思えるのは、
まぎれもなく、この人たちのおかげだ。

ありがと。
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栞太 5歳
文月 3歳

七五三参りに、熱田さんへ。
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たくさん、歩いた。
たくさん、待った。
たくさん、ポーズもとったし、
おなかも空いた。

帰り道、ころんで、ひざをすりむいて、
大きな声で泣いた。
いつまでも、涙が止まらなかった。

たくさん、がまんしてたこと、
一気にあふれだしてしまったんだね。

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どこか、食事ができそうな店を探して、
神宮前商店街を歩いてみる。

もう、10何年も前に歩いた、このアーケードは、
驚くほど、印象が変わらなくて、
あの、おばあちゃんにも、
また、会えるんじゃないかとさえ、思ってしまった。

シャッターばかりが目立つ、アーケード内で、
ポツンと開いていた喫茶店にはいって、
喫茶店の小さなテーブルでは、おさまりきらないほどの料理を注文した。
どんぶりのような、ご飯を、ほとんど平らげてしまった。
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ワタシの夫は、写真を撮るヒトで、
自分で、写真を焼くヒトでした。

暗室にこもって、作業をしていることは、
あの頃のワタシには、あんまり、おもしろいことじゃなかった。
それより、どこかへ、遊びにいきたかった。

* 

ふと、本棚から手にとった、分厚いファイルには、
あの頃、せっせと焼いていた写真が、
一枚、一枚、丁寧におさめられていた。

あの頃のワタシには、感じることのなかった思いが、あふれてきた。

おしらせ:
夫の写真を、少しずつですが、flickrに載せていこうと思います。
sからflickrにとべます。
すべては、ワタシの、思いつき。
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「みんなのところ、いこっか。」
「おともだちといっしょに、あそぼ。」

ついつい、そんなことばかり、言ってしまう、ワタシ。

おともだちといっしょに、手をつないで、
うたったり、おどったり、
そういうことは、苦手みたいだけれど、
いつも、うれしそうな顔をして、見てますよ。

心配そうにしているワタシに、いつも、先生たちは、
そう、声をかけてくれる。

周りに、ともだちの声や、姿や、気配を、感じながら、
こうやって、同じ空間にいることが、うれしくて、
フヅキの中では、ちゃんと、一緒にあそんでいるんだ。

目に見えるかたちばかりを、求めているのは、ワタシのほうだね。

*

公園の端の方で、
にぎやかな声がきこえる、遊具のほうを見ながら、
うれしそうに、シャボン玉をしていた。
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七五三のお祝いは、海辺の食堂で。

めでたい(鯛)。
…には、まるで、興味のなさそうな、ふたり。

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お目当ては、もちろん、これ。
ジャンボエビフリャー(エビフライ)。
ここ、まるは食堂の看板メニュー。

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料理よりも、やっぱり、こっち。
お子様ランチの、おまけ。

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えさを目当てに、トンビが集まってくる。
まるで、ショーでも見ているかのように、
手をのばせば、届きそうな距離を、
トンビたちが飛び交う。

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シャコの殻で、トンビの餌づけに成功した、カンタ。

横を見ても、下を見ても、
同じように、ベランダから、ずらりと顔を出して、
空にむかって、餌を投げては、
ときどき、歓声なんかも、あがったりして。

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こんな、穏やかな日々が、
ずっと、続くといい。
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なるべく、自分の影は、写りこまないように。
いつも、そう、思って、撮っていた。

だから、こういう写真って、
好きじゃなかったんだ、今までは。

*

「アルバムサンタ」
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バシッときまった、七五三の日の、一枚。

のはずが、
ブレザーのボタンをかけ違えていた、カンタ。

なんか、らしくて、いいよ。


今日が、本当の七五三の日。
晩は、カンタの好きな、
トンカツにでも、しましょうかね。

*

fotografias、更新しました。
七五三の日の写真など。
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秋は、苦手。

長すぎる夜に、
いつもの場所から見える赤い葉っぱに、
ひっぱり出してきた古いアルバムに、
ひとりぼっちの時間に。

*

センチメンタルな気分には、
ラジオから流れる、軽快なロックを。
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『良品は円高還元』週間も、もう、終わり。
最後に買ったのが、コレ。
「はじめまして」や、「ひさしぶり」が、
なにかと、多くなりそうな、
年末に向けての、ちょっとした、悪あがきってわけ。

開封すれば、すぐに、ムスコの餌食になるってことぐらい、
承知のことですよ。

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明日は、もう、12月。

"日常の中のなにげない、されどかけがえのない「ひとこま」、
それをとりまく家族の風景、季節のうつりかわり、時のながれ。
ワタシがみつけた小さな「たからもの」たち の記録。"

そんなことをテーマに、プチをはじめてから、ちょうど、1年。

ワタシ自身の日記のつもりではじめたことが、
思いもよらなかったほど、
たくさんの素敵な人や、素敵な写真に出会い、
よくも、悪くも、誰かに見せるということに、
だんだん、気持ちがむいていっていることは、
ワタシ自身が一番わかっている。
その「欲」のせいで、迷ったり、見失ったりしていることも。

プチをはじめたとき、
残したかったのは、毎日の中にある、
こんな、なんてことない、「ひとこま」だったんじゃないかな。

さてさて、これから、また1年、
ワタシの日記にはどんなことが、刻まれていくのやら。